...人の肌(はだへ)は温(あたゝか)に肉(にく)は冷(ひやゝ)か臓腑(ざうふ)は熱(ねつ)すると同(おな)じ道理(だうり)也...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...頭を痛めるやうに胃の腑を損ねる...
薄田泣菫 「茶話」
...不昧公の胃の腑は深く宗左を怨(うら)んだ...
薄田泣菫 「茶話」
...わたしにはなんとしても腑に落ちないのです...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...あまりの腑(ふ)がいなさにジリジリして...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...凝(こ)りついた血をしめらせ顔いっぱいに巻いた白布を一枚宛(ずつ)ほどき最後のガーゼをめくるとひとつの臓腑であった両眼が...
峠三吉 「原爆詩集」
...また肺腑(はいふ)を刺す露骨な皮肉を言って...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...どうやら腑(ふ)に落ちなかったもののようです...
中里介山 「大菩薩峠」
...胃の腑(ふ)に送りこむだけのことしか知らないらしい...
中里介山 「大菩薩峠」
...日頃から尋ねんと欲して尋ね得なかった腑(ふ)に落ちない条々を...
中里介山 「大菩薩峠」
...其(そ)の晩(ばん)一年中(ねんぢう)の臟腑(ざうふ)の砂拂(すなはらひ)だといふ冬至(とうじ)の蒟蒻(こんにやく)を皆(みんな)で喰(た)べた...
長塚節 「土」
...腑(ふ)に落ちないことばかりですよ」長火鉢の前にドカリと坐つた八五郎は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...何んか腑(ふ)に落ちない事があるなら...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...與之助の容態は腑(ふ)に落ちないところがあると言つてゐたよ」「それから」「自分の寢てゐる二階から庇傳(ひさしづた)ひにおりて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...平次でさえも腑に落ちないものがあります...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
......
樋口一葉 「別れ霜」
...限りとて忘れがたきを忘るるもこや世に靡(なび)く心なるらんこの歌の意味が腑(ふ)に落ちないで宰相中将はいつまでも首を傾けていたということである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...更に胃の腑に消化の負担を与えないですむ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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