...ふて腐れた悪態(あくたい)をつきながら...
芥川龍之介 「偸盗」
...この先生は着物は腐れ...
芥川龍之介 「本所両国」
...腐れかかって残っていたりする...
伊藤野枝 「転機」
...――東京 から偶々(たま/\)追ツかけて 来た 腐れ女 と 一緒に!...
岩野泡鳴 「札幌の印象」
...一と思いに腐れ縁を切ってしまわなくっちゃというので...
大杉栄 「獄中消息」
...親朝の腐れたる心には...
大町桂月 「秋の筑波山」
...腐れしまでも昔の膽の一片も殘らぬか...
高山樗牛 「瀧口入道」
...腐れし心を抱(いだ)きて...
高山樗牛 「瀧口入道」
...白けたやや腐れっぽい匂(にお)いに交っていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...久しい前から立ち腐れになっている家の表戸を開けて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...後腐れといえば金五郎の方だが...
長谷川伸 「瞼の母 二幕六場」
...せめて腐れた菫(すみれ)の花束でも...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...よしんば捕えられても後腐れはないからなあ...
三好十郎 「斬られの仙太」
...花は腐れて地に落ち...
室生犀星 「愛の詩集」
...「みそ」というのは石の間に挟(はさま)った有機物の腐れた黒褐色(こくかっしょく)のごく柔らかい部分をいう...
柳宗悦 「野州の石屋根」
...立ち腐れにもならず...
山本笑月 「明治世相百話」
...吾儕(われら)は徒(いたず)らに女色に溺れる腐れ武士ではないぞ...
夢野久作 「名君忠之」
...そういうふて腐れを父には露骨に見せたことが無いとはいえない...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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