...忽(たちま)ち厚い硝子越しに脈々たる春風の伝はるのを感じ...
芥川龍之介 「僻見」
...煙のやうに脈々と流れて行つた木犀のかぐはしい呼吸で...
薄田泣菫 「木犀の香」
...淋しい思いが脈々として胸に上(のぼ)った...
田山花袋 「田舎教師」
...旅情が脈々として起つて来た...
田山録弥 「北京の一夜」
...義理人情の電流が脈々と流れている...
寺田寅彦 「年賀状」
...或る脈々たる生きた真理を...
戸坂潤 「思想としての文学」
...脈々と連なる尾根を見晴らす時...
中井正一 「うつす」
...脈々として一筋の綱のようにつながっている...
中井正一 「知識と政治との遊離」
...脈々として流れていた...
中谷宇吉郎 「日本のこころ」
...全身の血管は脈々と浮きあがり...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...しかしその一見冷い中にも修行者の集中した精神力から自然に迸る生気は脈々として感ぜられる...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...脈々と陰気をこもらせてゐた...
牧野信一 「真夏の朝のひとゝき」
...遠く西北方の空を指差すとゑん/\たる丹沢山の面影が白々しい空の裾に脈々と脊をうねらせてゐる有様が望まれる...
牧野信一 「三田に来て」
...その一頃の波脈々としてサワ立てるは...
宮崎湖処子 「空屋」
...気味悪い脈々とした連続をも感じさせよう...
宮本百合子 「幸運の手紙のよりどころ」
...おぬしの祖先も、わしが祖先も、遠くは、新田氏の一族、脇屋義助がながれ、この血のうちには、まだ脈々と、義貞公以来のものが、失せてはおらぬはず……...
吉川英治 「上杉謙信」
...おふた方の血は正しくあなた様の五体にも脈々ながれているはずではございませぬか……」「離せ」ふいに...
吉川英治 「三国志」
...若々しい人間の恋を脈々とうたっているのでもわかります...
吉川英治 「親鸞」
便利!手書き漢字入力検索
- 野球選手の波留敏夫さん: オリックスのヘッドコーチで、契約満了により退団。 ⚾
- 俳優の横浜流星さん: 日本の伝統文化を題材にした作品に多く出演し、文化の担い手として日本映画の発展を考える俳優。🎬
- 野球選手の田中和基さん: 楽天で新人王を獲得した外野手が32歳で引退。⚾
