...書院はクルミの机、カツラ木理の天井、オンコの欄間、トチの腰板、ヤシの脇壁板...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...家来は薔薇をお嬢さんの脇へ...
グスタアフ・ヰイド Gustav Wied 森林太郎訳 「薔薇」
...あれが俺の脇にいたが...
梅崎春生 「蜆」
...彼は或る日私を脇へつれて行き...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...さっさと脇目(わきめ)もふらずに往復していて...
高見順 「如何なる星の下に」
...背中や脇(わき)の下で筆箱を鳴らしながら...
壺井栄 「二十四の瞳」
...燕雀(えんじゃく)、何(いずく)んぞ、大鵬の志を知らんや、か――吾に、洛陽負廓田(ふかくでん)二頃(けい)有らしめば、豈(あに)よく六国の相印を佩(お)びんや、か」と、小さい声で、いいつつ、玄関へ出て来ると、玄関脇の、番部屋の襖が開いて、二三人が、外へ出ようとした...
直木三十五 「南国太平記」
...× × ×下手人は油屋の佐吉、前髮鬘(まへがみかつら)、血塗の脇差や、證據は後から/\と擧つて來ました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「この脇差の持主がないから不思議さ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...拔身の脇差を鞘(さや)に納めるのも忘れ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「刃物は?」「脇差だろうと思うけれど...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...弥八 (長脇差を帯し...
長谷川伸 「一本刀土俵入 二幕五場」
...伊勢の方へ越えて行く峠路の脇に...
柳田國男 「日本の伝説」
...彼はてれたように額の脇を指でこすった...
山本周五郎 「さぶ」
...咳(せき)をしながら脇へ向き...
山本周五郎 「泥棒と若殿」
...女は金兵衛の脇を走りぬけ...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...脇船(わきぶね)へ移すためにこの見張舟を呼んだものらしかった...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...脇船の底になげこまれた時のこと...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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