...壁に垂れた鬱金(うこん)木綿の三味線胴や...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...あの胴のヒョロ長い脚の短い……オホホホホ」と女友達の笑い声がした...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...薬缶ののっぺりした胴が...
外村繁 「落日の光景」
...胴から下はだらりと...
豊島与志雄 「霧の中」
...恐ろしい樹木の胴体...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...小さな長衣や胴着や下着をこしらえながら...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...胴抜の艶(なまめか)しい長襦袢の片袖がだらりと下るや否や...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...そうして全く動けないようにして、また比目魚を置き返すように表を返して、大道の真中へ、置きっ放し、「誰も手をつけると承知しねえぞ」こういって山崎譲は、がんりきから剥ぎ取った着物、持物、その懐中物、胴巻に至るまで、一切まとめて小脇にかいこみ、ふらりとその場を行ってしまいます...
中里介山 「大菩薩峠」
...鼓(つづみ)の胴の恰形(かっこう)に似た平たい底が畳へ据わるように出来ていた...
夏目漱石 「道草」
...さて、いよ/\九十八人全部裸體(はだか)になつてしまつて、この日の一等は、胸から背へかけて、胴一杯に、狐(きつね)の嫁入(よめいり)を彫つた遊び人と、背中一面に大津繪(おおつゑ)の藤娘(ふぢむすめ)を彫つた折助とが爭ふことになりましたが、いよ/\これが最後といふ時、「あつしのも見ておくんなさい」パツと着物を丸めて、滿座の視線の中へ飛込んだ男があります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お糸さんの赤い胴抜きのしてある長襦袢(ながじゅばん)が...
林芙美子 「新版 放浪記」
...たぶんこの情報をはしこい胴元に売っているだろう...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...稽古着に剣道用の胴...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...僕はその胴の間を飛び出して...
三好十郎 「肌の匂い」
...彼は群らがる女の胴と耳輪を...
横光利一 「上海」
...いつも胴服(どうふく)の背なかを丸くして...
吉川英治 「銀河まつり」
...革胴(かわどう)は真っ黒な漆塗(うるしぬり)に箔(はく)を置き...
吉川英治 「茶漬三略」
...胴体の豊満な肉づけ...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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