...南洲首肯(しゆかう)する所あるものゝ如し...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...「この『半肯定論法』は『全否定論法』或は『木に縁(よ)って魚を求むる論法』よりも信用を博し易いかと思います...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...その船頭衆の言う事を肯(き)かなかったので...
泉鏡花 「歌行燈」
...ちっとも肯(き)かないけれど...
泉鏡花 「婦系図」
...彼はそのとおりだという風に軽く肯(うなず)いていた...
海野十三 「宇宙戦隊」
...このとき大きく肯(うなず)いて...
海野十三 「空襲葬送曲」
...水戸は肯いて、極度に足音を立てないように注意して、ホーテンスの傍へ寄った...
海野十三 「地球発狂事件」
...幽(かす)かに首肯き合って...
太宰治 「ヴィヨンの妻」
...」と腹で肯(うなず)いた...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...所謂「人民戦線」は当局が肯んじない処だが...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...私の言葉に首肯(うなず)いてみせた...
豊島与志雄 「溺るるもの」
...吉岡君の気持も首肯けないことはない...
豊島与志雄 「好意」
...極めてありそうな事だと首肯するであろう...
久生十蘭 「魔都」
...命題の肯定と否定の両側を想う...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...そして一向に首肯すべきその結論に到着していない...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...だがこのことは自己の肯定に執せよという意味にはならぬ...
柳宗悦 「工藝の道」
...ついにお肯(き)き入れもございませぬ」六度目の復命もこうだった...
吉川英治 「新書太閤記」
...私は右の二つの態度のいずれをも肯定し...
和辻哲郎 「すべての芽を培え」
便利!手書き漢字入力検索
