...直ちに彼の顏は嚴肅な...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...從つて來る手紙の中には若し神許宥し給ふならばと云ふやうな嚴肅な言葉が書かれて居た...
生田葵山 「永井荷風といふ男」
...これがため世界平和を攪亂したことは嚴肅なる反省を要するが...
石原莞爾 「新日本の進路」
...幹には犯し難いほどの嚴肅な寂しみを感じてゐた...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...かの肅々(しゆく/\)として頑強に巓(いただき)を極めむとする歩(あゆみ)を...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...自肅再版形式とでも稱すべきか...
太宰治 「『老ハイデルベルヒ』序」
...顧ふに宮中肅清の事たる...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...乃ち閣下が官紀振肅の言責を實行する能はざるも...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...彼れの人格は餘りに嚴肅にして陰氣なりき...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...一瞬間も諸君は國語學を忽(ゆるがせ)にしてはいけない……」私達の靜肅さに氣を得た先生は...
南部修太郎 「猫又先生」
...その不氣味な靜肅(せいしゆく)の底に...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...肅然(しゆくぜん)と立つて居ります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...非常に嚴肅の顏をして居たが...
萩原朔太郎 「芥川君との交際について」
...殆んど開かずの部屋と知られてゐたので、嚴肅でもあつた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...」「もし話したのだつたら、とても嚴肅な、おとなしい容子でやるんで、私はその意味を取り違へたことでせうね...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...女王樣(ぢよわうさま)は嚴肅(げんしゆく)に...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...靜におごそかに行はれて行く人の死の絶對な靜肅さの前に...
水野仙子 「嘘をつく日」
...搖ぎなき嚴肅な事實であるといふことができる...
山浦貫一 「新憲法の解説」
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