...聡明なる貴族か富豪かである...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...彼等は大学の、若い、聡明な先生達で、みな自由に英語を話し、米国及び英国の大学の卒業生も何人かいる...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...ただ、最後のが、もう少しはっきり言い現せそうなものだとは思ったが、そして大体においては、君のこのまったく自発的な進みかたが、ごく自然な、かつごく聡明な、また僕自身にとっては感謝しなければならぬほどのものだと思う...
大杉栄 「男女関係について」
...あなたは親切な立派な聡明なかたですわ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「イオーヌィチ」
...実は僕はあなたのあの自動車で行けば一五分くらいで行ける所に私立探偵を開いている非常に聡明な人を知っているのですが...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「見えざる人」
...真理を両端より察するの聡明なき...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...聡明な魂にとっては...
豊島与志雄 「最近の菊池寛氏」
...青江とは反対の聡明な女なのだ...
豊田三郎 「リラの手紙」
...この聡明なお雪の心づくしを知るや知らずや...
中里介山 「大菩薩峠」
...聡明な登山者よ、どうか俺たちなども、いたずらに弄(なぶ)り物にしたり、金もうけの種にしたり、焚物に重宝がったりする段でなく、もっと高い精神的な面で、われわれへの理解と共感を深めて欲しい...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...でも何となく清純な聡明な感じがして...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...聡明な娘を縛る勇気がなかったのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...殊に聡明な女は可成りそういう事を考えるものですから...
浜尾四郎 「彼が殺したか」
...聡明な顔つき、灰色の瞳は何物をも見抜くかのようだった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...あの聡明な木米(もくべい)の煎茶器(せんちゃき)も...
柳宗悦 「工藝の道」
...「あきら」のアッパは声の太くかつしわがれた、聡明な二十八、九の婦人であった...
柳田国男 「雪国の春」
...出来るだけ穏和な方法でこれを早く通過してしまうことが聡明な仕方だと思います...
与謝野晶子 「階級闘争の彼方へ」
...あれは聡明な男だと云われる...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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