...若しくは勝氣から來る臆病から解釋して了ふのは聊か僕を見損つたものであらう...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...手古奈の目と口とには聊かな笑みの漣が動いた樣である...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...有体に言うと今の文人の多くは各々蝸牛の殻を守るに汲々として互いに相褒め合ったり罵り合ったりして聊かの小問題を一大事として鎬を削ってる...
内田魯庵 「二十五年間の文人の社会的地位の進歩」
...聊か後者に近かる可し...
高木敏雄 「比較神話学」
...聊か二十餘年の御恩に酬ゆるの寸志にて候ぞや...
高山樗牛 「瀧口入道」
...聊か怨念を慰せんと欲するの処...
太宰治 「右大臣実朝」
...終りに一言したいのは君のこの創業的著述に對し完壁を望むは聊か望むものゝ無理であるが...
丹波敬三 「大植物圖鑑」
...聊か深刻の評たるを免かれず何となれば彼れは平生大言壯語の癖ありと雖も...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...周囲に対する顧慮を聊か示すことが多くなったようで...
豊島与志雄 「或る夜の武田麟太郎」
...聊かの変りもありませんでした...
豊島与志雄 「白藤」
...本質的な変化は聊かも見られないだろう...
豊島与志雄 「野に声なし」
...聊かの詮索心もなく...
豊島与志雄 「三木清を憶う」
...茲に聊か述べて見たいと思ふ...
内藤湖南 「日本上古の状態」
...相手は聊か此方の熱心に不審を抱いたものか...
西尾正 「陳情書」
...而してもしその動機が外面に表われない場合には聊かも殺人の疑いさえ起り得ない筈ではないか...
浜尾四郎 「彼は誰を殺したか」
...聊かも人間に与へられた神の試練は昔も今も少しも変らない...
林芙美子 「瀑布」
...借りる方でも聊かおっかなびっくりの為体(ていたらく)であった...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...聊かこの人身の蓮花の開く聲を聞く民俗に就て説かう...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
ランダム例文:
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
- 野球選手の今井達也さん: メジャー初勝利を挙げたアストロズ投手。 ⚾️
- 政治家の吉村洋文さん: 関コレで海のPRにマントを脱ぎ法被姿を披露。 🌊
- 野球選手の万波中正さん: 開幕から9試合連続で本塁打を放ち、球団記録に並んだ。⚾
時事ニュース漢字 📺
