...けれども翻って利害の関係よりいえば...
大隈重信 「三たび東方の平和を論ず」
...思わず妙なところに力瘤を入れてしまったが、ここまで自分等の思うことを仕遂げて来た僕等は、さらに翻って、僕等のいわゆる犠牲者となった人達のことを考えて見なければならない...
大杉栄 「男女関係について」
...さらに翻って身を第三者の位地において側面から観察すると...
丘浅次郎 「我らの哲学」
...翻って考えてみると...
寺田寅彦 「ジャーナリズム雑感」
...さらに翻って既知の自然を省みまた大いに疑わなければならぬ事はもちろんである...
寺田寅彦 「知と疑い」
...しかし翻ってこれを善意に解釈してみると...
寺田寅彦 「「手首」の問題」
...その先につけられた赤旗が防寨(ぼうさい)の上に翻っていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...日の丸の旗の翻っているのを眺めて(水戸...
直木三十五 「南国太平記」
...翻って受け納める兵馬ではありません...
中里介山 「大菩薩峠」
...近くのパンの木の葉という葉が残らず白い裏を見せて翻っている...
中島敦 「環礁」
...しかし翻って考えて見ると...
西田幾多郎 「我が子の死」
...執念のように翻っているのは...
久生十蘭 「南極記」
...さらに翻って兵略上より観察せんに...
日野強 「新疆所感」
...また翻って考えてみると...
穂積陳重 「法窓夜話」
...新興芸術派といふ旗が花々しく翻ってゐる頃であった...
牧野信一 「喧嘩咄」
...そしてその末端に花穂を(ささ)え着け花穂は中天に翻っているのである...
牧野富太郎 「植物記」
...そこで翻って主体とか自覚とかの意味を考えてみなければならぬ...
三木清 「哲学入門」
...翻って今も不用意に...
柳田國男 「夢と文芸」
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