...日本アルプスに棲む羚羊(かもしか)であつた...
芥川龍之介 「槍ヶ嶽紀行」
...群羊、湖畔に眠る...
大町桂月 「十和田湖」
...ひとり羊の毛を捩(よ)りし抛石紐と剛弓に...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...新たに生(あ)れし仔羊のすぐれし牲を捧ぐべく神アポローンに誓立つ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...通りゆく羊(ひつじ)の群れの銀の鈴音...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...羊羹函にできたいくつかの繭は種にするために残されたが...
中勘助 「銀の匙」
...咽喉(のど)までこみあげましたのです!貴方は妾の羊毛と...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...羊羹(ようかん)色になった背広の...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...髑髏と山羊とのあいだに...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「黄金虫」
...とりわけ羊歯が見事に生長していたが...
堀辰雄 「恢復期」
...双魚線、宝瓶紋、磨羯線、射手線、天秤線、獅子紋、白羊線等、すべて上天の親星と相関連して、個人個人に、その運命の方向にあらゆる定業(じょうごう)を、彼の手のひらから黙示しようとひしめき合っていた...
牧逸馬 「ヤトラカン・サミ博士の椅子」
...第二は羊歯類の一種で今日オオクボシダと呼んでいるものもまた同じく明治十年六月上の博物局員一行によって早くも紀州で採集せられた...
牧野富太郎 「植物記」
...青森の林檎羊羹(りんごようかん)...
正岡子規 「墨汁一滴」
...何故かかる僧を唖羊僧というかが知れぬ...
南方熊楠 「十二支考」
...『旧唐書(くとうじょ)』に払菻国(ふつりんこく)に羊羔(ひつじのこ)ありて土中に生ず...
南方熊楠 「十二支考」
...めいめい鳴き叫び草を蹴っている山羊の白さは...
横光利一 「夜の靴」
...白い羊を引いて...
吉川英治 「三国志」
...羊の番をしているらしく見える...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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