...六波羅の朱門に漲らしめたる...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...さっと森羅殿の前へ下りて来ました...
芥川龍之介 「杜子春」
...無政府主義と歐羅巴に於ける各國民との關係といふ事で有る...
石川啄木 「所謂今度の事」
...羅綺(らき)にだも不勝姿(たえざるすがた)...
泉鏡花 「縁結び」
......
伊良子清白 「孔雀船」
...行ズル二深般若波羅蜜多ヲ一時...
高神覚昇 「般若心経講義」
...其の老骨を排して後俊を網羅したるを以て之れを人才内閣といふ亦可なり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...右樣な状態なるが故に、日本は海中に孤立して居ても、其の國力の強盛、人民の智能の發達も、既に三韓諸國等の上にあつたので、決して三韓の文化を輸入したが爲め、日本の發達を促したと云ふが如きことはない、永い間の支那文化の感化に依つて適宜に國家の成立を致す樣になつたので、寧ろ斯の如く國家が強盛であつたが爲めに、高句麗よりかも、百濟、新羅よりかも、書契の採用が遲れたと解すべきである...
内藤湖南 「日本上古の状態」
...「安房の国、清澄の茂太郎は、幼い時に父母に別れ、土地の庄屋に引取られ、いろいろと憂き艱難、朝(あした)は山、夕べは磯、木を運んだり汐(しお)を汲んだり、まめまめしく働くうちに、庄屋のお嬢さんに可愛がられ、お嬢さんの頼みで、鋸山は保田山日本寺の、千二百羅漢様の、御首を盗んだばっかりで、お嬢さんと引分けられ、清澄山へと預けられ、そこで修行をするうちに、空を飛ぶ鳥や地に這(は)う虫、山に棲(す)む獣と仲良しになり、茂太郎が西といえば西、東と言えば東、前へと言えば前、後ろへと言えば後ろ、泣けといえば泣きもする、笑えといえば笑いもする、芳浜の小島に、生えている美竹(めだけ)を、笛にこしらえ吹き鳴らす、その笛の音を聞く時は、往(ゆ)く鳥は翼を納め、鳴く虫は音をしのび、荒い獣も首(こうべ)を低(た)れて、茂太郎の傍へと慕い寄る……真紅島田(しんくしまだ)の十八娘、茂太郎のために願かけて、可愛の可愛のこの美竹」誰いうとなく、こんな文句が流行(はや)り出したのは、それから暫くの後でありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...よし分ってもおれの事を天麩羅と云ったんじゃありません...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...――あらゆる道樂階級を網羅して...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...成程(なるほど)露西亜(ロシア)は欧羅巴(ヨーロッパ)の中で一種風俗の変(かわっ)た国だと云(い)うが...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...かくなる上はこの成り行きのまま六波羅に行ってお会いするしか他に仕方ありません...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...この「天鵞絨の女虎」を追って、羅府を始め、加州の新聞社の自動車が数十台となく国道に続いた...
牧逸馬 「アリゾナの女虎」
...『一切如来大秘密王微妙大曼拏羅経(みみょうだいまんだらきょう)』一には...
南方熊楠 「十二支考」
...彼のすがたと入れちがいに綺羅(きら)やかな小姓達が連(つら)なって膳や銚子を退(さ)げて行った...
吉川英治 「黒田如水」
...六波羅から特命の将でも下ってくればだが...
吉川英治 「私本太平記」
...例の六波羅童(わっぱ)が...
吉川英治 「親鸞」
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