...諸神は之を知つて大に驚き彼等の驕慢を罰するが爲に人間を眞中から梨子割りにして其力を分ち...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...然し運命が私の我儘(わがまま)と無理解とを罰する時が来た...
有島武郎 「小さき者へ」
...救うにしても罰するにしてもだ...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...一人の実際の犯人を必罰する方法がなかったからであり...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...十地悪を罰するの司を列ね...
田中貢太郎 「牡丹燈記」
...罰するのは神様の務めで人間のすることぢやないと思つたからギユーギユーいつて我慢したんだつたが……」停留場に来るまでにS子の従兄に当る男が彼にこんなことを言つた...
中原中也 「分らないもの」
...法の精神は、動機を罰せずして、行為を罰する...
野村胡堂 「随筆銭形平次」
...そして無考えに隣人を罰することのないようにしようと思った...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...法律を以(もっ)て罰することのできないような罪人...
平林初之輔 「誰が何故彼を殺したか」
...その罪を罰するの趣意にあらず...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...当局者は能(よ)く罪を罰するを知れり...
福田英子 「妾の半生涯」
...叛逆殺人などの重罪を罰するに死刑をもってするさえ...
穂積陳重 「法窓夜話」
...且つは徳川幕府が総べて主人その他尊長に対する罪科を特に重大視してこれを厳罰する方針であったために...
穂積陳重 「法窓夜話」
...そして専制主義の貪婪(どんらん)は自らを罰するのである1)...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...彼を罰する役目をスペウシッポスにたのんだ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それは……この世には御定法(ごじょうほう)では罰することのできない罪がある...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...処罰するならそれからでもおそくはないだろう...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...軍法に問うて罰するぞ...
吉川英治 「三国志」
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