「置く」の意味
物をある場所に定位置に据える
小説での「置く」の使い方
...明瞭に記憶して置く必要がある...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...彼は芸術品のために支払はるる金の価にのみ重きを置く者である...
エンマ・ゴルドマン 伊藤野枝訳 「少数と多数」
...座敷牢に入れて置くのは仕方ないことだったけれど...
海野十三 「三人の双生児」
...3.この考慮は當分先づ問題にしないで置かう(假に姑く置く)...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...時の総長の計らいで梵語研究室に置くこととなった...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...好きなものゝ一つ位拵へて置く氣がつかないのか」と腹立たしさうに言つたがそれでも平常のやうに癇癪筋をいら/\させるほどには怒らない...
高濱虚子 「俳諧師」
...「村の奴などは何とでも勝手に言はせて置くが好い...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...それとは全く両立しがたい腕力の二字を常に念頭に置くべく強(し)ひられるに至つては...
夏目漱石 「点頭録」
...けれども断わらんでもいいと、かまわずに置く...
夏目漱石 「正岡子規」
...女房お楽の心変りを知って平次と一と晩一緒に置くのを気遣い...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...手を拭いたり――大事にしまって置くような...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...同じ屋根の下にのさ張らせて置くといふのを...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「無条件に」きたことに重きを置くのだろうか?胸の中が恐怖心でひどくざわめいて...
アルジャナン・ブラックウッド 森郁夫訳 「秘密礼拜式」
...それは取りも直さず梅毒患者の吹き出ものに一時絆創膏を貼って置くようなもので...
牧野富太郎 「植物記」
...やがて食事終れば再び飯櫃を抱えこれを炊事場に戻し置くなり...
正岡子規 「従軍紀事」
...軽く猪口の端を唇につけただけですぐ下に置くと...
横光利一 「旅愁」
...茲に複写を許された両社の御厚意を感謝して置く...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...日本左衛門のやつを生かして置くのではなかったのに」と...
吉川英治 「江戸三国志」
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