...喜びも悲みも罪のない事許り...
石川啄木 「二筋の血」
...小さな膝を折ってその両膝に罪のない手を乗せてしゃがんでいる...
伊藤左千夫 「奈々子」
...――罪のない、云はば、無邪氣に倒れたものを目の前で見ながら、手を打つて笑ふとは何のことです...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...罪のない子どもです...
江戸川乱歩 「影男」
...サンタ・クロオスの袋から転がり出したやうな罪のない罪のない女の子なのだ...
薄田泣菫 「茶話」
...罪のない物真似をするのが可笑(をかし)いといつて観客(けんぶつ)に大持てである...
薄田泣菫 「茶話」
...「今夜一処にビールを飲もう」というくらいの罪のない信号である場合もあろうが...
寺田寅彦 「異質触媒作用」
...お今の罪のない様子が...
徳田秋声 「爛」
...罪のない意地悪な悪戯(いたずら)...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...余は其罪のない横顔をぢつと見入つて...
中谷宇吉郎 「『団栗』のことなど」
...罪のないものが罪を被(かぶ)ることになるよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...罪のない人民の自由や生命は奪えません...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...その面前でジプシーらには罪のないことを宣告した上...
エルンスト・テオドーア・アマーデウス・ホフマン Ernst Theodor Amadeus Hoffmann 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...罪のない話である...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...そして何か罪のない話しをしている間(あいだ)に...
シュニッツレル Arthur Schnitzler 森鴎外訳 「みれん」
...罪のない者を処刑して罪ある者がうけるべき苦痛を免除しようとしたりすることは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...いかに多くの罪のない人々が...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ぴしゃり! とやる罪のない癖があるのだ...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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