...根本動機の純眞を缺ける半哲學半宗教となるに止るであらう...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...何よりも先づ僕の缺點を根柢から認識して呉れることである...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...いつも大膽を缺いてゐることを忘れる...
ピョートル・アレクセーヴィチ・クロポトキン Pyotr Alkseevich Kropotkin 大杉栄訳 「革命の研究」
...そしてそれが缺けてゐることを私の缺點としてお數へ上げになつたその點は...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...8.かれは既に幼少の頃から艱難と缺乏とに慣らされてゐた...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...年始の禮を缺ぐ謂れもない...
竹久夢二 「砂がき」
...ぜんたい鼻の缺けた首はあまり好ましいものではないが...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...箱館は翌年三月から開港「亞米利加船薪水食糧石炭缺乏の品を...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...「三国一の花婿もろうてナ――ヨウ」スウスウと缺(か)けた歯の間から鼻唄を洩らしながら...
徳永直 「麦の芽」
...極めて殘缺した小部分の本であると云ふことが分るのみならず...
内藤湖南 「弘法大師の文藝」
...殆んど缺點の無かつた人と謂ふことの出來るくらゐである...
内藤湖南 「聖徳太子」
...必ず御神籤(おみくじ)を引くのはどうしたわけでせう」「毎日か」「一日も缺(か)かしません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「瓶の口を塞(ふさ)いだ澁紙があるぢやないか――口が缺(か)けなかつたので...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...彼の指摘によつて實際缺點だらけの物に見えたから...
萩原朔太郎 「芥川龍之介の死」
...アウグスティヌスが想ひ到らなかつたことは確かにこの説の缺陷である...
波多野精一 「時と永遠」
...悲しむべき缺點です...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...自然科學的唯物論の缺陷が歴史的過程を除外するにある**」ことを記してゐる...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...缺けたる篇があること...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
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