...黒煙東方に棚曳て閃電縱横に放射し...
石川成章 「櫻島噴火の概況」
...赫灼(かくやく)として幽遠の大荒原(だいくわうげん)の縱横(たてよこ)を...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...切り倒した木も縱横に散ばつてゐた...
田山花袋 「歸國」
...たうとうあとにはその大きな轍の縱横につけられた上にザンザン降り頻る雨の佗しく暮れて行くのを見るばかりになつた...
田山花袋 「道綱の母」
...縱横無碍に原上を走り駈け行く...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...原上に縱横無碍に馳け走り...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...トロースの馬原上を 105縱横無碍にかけり...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...かくて縱横百尺の火葬臺を設け...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...縱横百尺の火葬の臺を築き上げ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...今ではいろんな道が縱横についているからというものですから...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...其元行ヲ求ムレバ唯縱横ニ架シタル木材ニ過ギザルガ如シ...
西周 「人智論」
...此方(こつち)の監視の隙を狙つての縱横無盡の活躍で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...縱横に足跡の亂れてゐるのは...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...口先だけは持前の縱横無盡な機智を振りまはしながら...
堀辰雄 「芥川龍之介論」
...淀川へ上る舟、河口へ下る舟の絶え間無い間を縫つて方々の貸舟屋から出る小型の端艇(ボート)が、縱横に漕廻る...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...人民は又二條のどれにも由らずに縱横に田畠を荒して歩くかも知れないと思ふ...
森鴎外 「假名遣意見」
...或は枯れて倒れて草の中に縱横に横はつてゐるものもある...
吉江喬松 「山岳美觀」
...もうその水の面まで縱横に伸びて來た...
吉江喬松 「山岳美觀」
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