...美佐子は縮み上った...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「青い風呂敷包み」
...女たち――のが薄桃色の蘭の花みたいに大きくひらいては縮み...
谷譲次 「踊る地平線」
......
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...ナオミは桃色の縮みのガウンに着換えてしまうと...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...羽目板は縮み上がって...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...杯やコップを噛み砕いてくちびるから赤い血を出して相手を縮みあがらせるというのがいた...
寺田寅彦 「柿の種」
...もし乃(すなわ)ち関を封じ国を鎖(とざ)し、坐して以て敵を待たば、勢屈し力縮み、亡びずんば何をか待たん」と...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...駒井が着く早々縮み上って尾を捲いて向うから逃げ出すような謀(はかりごと)があらば...
中里介山 「大菩薩峠」
...たしかに、物は乾けば縮み、湿(しめ)れば延びる...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...それより蝋燭が燃え縮みますと絶対に壁の上には像は結びません...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...そして今迄縮み跼(かが)んでゐた力が一齊に地下上天...
福士幸次郎 「太陽の子」
...顔負けに縮みあがらずには居られないのにそれを英語で空想すると...
牧野信一 「タンタレスの春」
...男を知ってから縮み上って大人しくなる女は決して少くない...
松永延造 「職工と微笑」
...当時の権力はまんなかに治安維持法の極端な殺人的操法をあらわに据えて、それで嚇し嚇し、一方では正直に勇敢だった人々を益々強固な抵抗におき、孤立させ、運動を縮みさせ、他面では、すべての平凡な心情を恐怖においたてて、根本は治安維持法に対するその恐怖心を、所謂指導者やその理論批判に集中表現させることで、進歩的戦列を崩壊させる手段としたのであった...
宮本百合子 「解説(『風知草』)」
...本人はどこが悪いのかわからないまま一縮みになって引退った...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...私は一と縮みになって身を伏せながら...
夢野久作 「死後の恋」
...……モウ一度……今のお声を……聞かしてエ――ッ…………」私は愕然(がくぜん)として縮み上った...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...手足を縮み込ませていた...
夢野久作 「継子」
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