...長ずる所は精整緻密(せいせいちみつ)...
芥川龍之介 「骨董羹」
...その極めて精緻なのに感服したと云(い)うことです...
石原純 「杉田玄白」
...縹緻(きりょう)に打たれて身に沁む工合が...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...不縹緻にまでされては迚(とて)も溜つたものではない...
薄田泣菫 「茶話」
...正確でかつ緻密(ちみつ)な頭脳を要する...
寺田寅彦 「科学者とあたま」
...繊細であり、巧緻であり、奇智が溢れて居る様な処があつても、統一性や普遍性に乏しい...
時枝誠記 「国語学と国語教育」
...オリヴィエは精緻(せいち)な感受性によって...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...一種病的な神経質な精緻な触感を持ってる指...
豊島与志雄 「小説中の女」
...天明(てんめい)寛政(かんせい)の浮世絵師にして婦女の写生を得意となしたる清長栄之(えいし)歌麿三家の中(うち)歌麿はその最(もっとも)繊巧緻密(ちみつ)なるものたり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...あなたのように細心緻密な方が...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...ことし十九になる惚々するような縹緻(きりょう)よしで...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...しゃがんだようなかっこうをして巧緻に踊った...
正岡容 「寄席」
...ひとたびこの緻密な方術に熟し...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...丹念とか精緻(せいち)とかの趣きはあろう...
柳宗悦 「民藝四十年」
...縹緻もかなりいいし...
山本周五郎 「末っ子」
...役者でないお粂の縹緻(きりょう)に目をつけて...
吉川英治 「江戸三国志」
...そっちの番だぜ」「あいよ」お綱は札を指で弾(はじ)いて「よくもこう縹緻(きりょう)の悪い手ばかり付く……」と...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...緻密(ちみつ)にかがっておいた秘密の目を...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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