...首のまわりで紐を締るのである...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...然うする方が他の生徒を取締る上に都合の好い爲めでもあつた...
石川啄木 「足跡」
...むかしは人民を取締るのは政府だった...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...それはいつだつたか、私がある湯の宿で、語る人もない夕方のしよざいなさに、谿河を隔てて向ひ側の山ふところに見える古寺の山門が、いつ締るかと、その扉の閉ざされるのを側目もふらずぢつと見まもつてゐた折の気持だつた...
薄田泣菫 「独楽園」
...是を取締るべき所の役所が被害地の人民よりも譯が分らない...
田中正造 「公益に有害の鑛業を停止せざる儀に付質問書」
...処が該法案は「怪文書」を取締ると称して「流言浮説」の取締りの法文を決めようとする...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...戦争挑発出版物を積極的に取締ることになった...
戸坂潤 「社会時評」
...或は海外貿易を取締るべき機關として歸化人の史等を使用し...
内藤湖南 「日本上古の状態」
...そっと明いた戸はそっと締る...
夏目漱石 「虞美人草」
...言論を取締るきびしい法律が...
蜷川新 「天皇」
...結び目は益々固く締るわけです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...何となく心臓の締るような気もするが...
二葉亭四迷 「平凡」
...それに何だか咽(のど)が締るようで...
ホフマンスタアル Hugo von Hofmannsthal 森鴎外訳 「痴人と死と」
...猥褻罪を取締るためには...
宮本百合子 「新しい抵抗について」
...奢侈を取締る勅令が幾度となく強化せられたのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...幕が締ると皆ホッとして囁き合った...
夢野久作 「二重心臓」
...モーターボートの青いランプの群れが締るように馳け始めた...
横光利一 「上海」
...これを、取り締ると...
吉川英治 「大岡越前」
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