...彼は身の内が氷のように引き締まるのを覚えた...
有島武郎 「星座」
...大資本家からして段々引き締まる樣になり...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...私は気が俄(にわ)かにシッカリ引き締まるのを覚えました...
海野十三 「崩れる鬼影」
...その生殖を取り締まる必要がある...
丘浅次郎 「民種改善学の実際価値」
...この門の締まるのを見ると...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...寒い身の締まる気候に...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...楽師れんの行状を取り締まるといった調子で...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「可愛い女」
...締まるところは締まる仕末も...
中里介山 「大菩薩峠」
...独りで扉が落ちて締まるのだ」「――」「曲者はお静をさらって...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...二十過ぎの疱瘡(ほうさう)で、あの通りの顏になり、今では自分から退(ひ)いて、小夜菊師匠の許婚面(づら)もせず、唯の用心棒で我慢して居るからです、考へて見ると可哀想で」「――」「尤もあの草鞋は大したもので、あれは全くの名人業ですね、指の力があつて、よく締まる上に、根が器用な人で、いかにも仕上げが綺麗ですから、お大名のお國入の行列などがあると、澤山の註文があります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...家を取り締まるものの留守のあいだは...
羽仁もと子 「女中訓」
...煙硝の丁数分合(ちょうすうぶんごう)や火薬の製造を取締まる与力並みの職分である...
久生十蘭 「ひどい煙」
...何がなし心の引き締まるような気もちがした...
堀辰雄 「ほととぎす」
...しかれども部長また共に過失ある時は何人がこれを取締まるべき...
正岡子規 「従軍紀事」
...どう取り締まることになっているかということを問うに若(し)くはない...
森鴎外 「渋江抽斎」
...お母(が)さんの締まることったら...
矢田津世子 「凍雲」
...――さような者を取締まるこそ...
吉川英治 「私本太平記」
...急に五軆の締まるのを感ずる...
若山牧水 「樹木とその葉」
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