...男は綜合的ではあるが...
伊藤野枝 「新らしき婦人の男性観」
...これまでの凡ての事情を綜合すれば...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...同時にまた動物の挙動や人間の生理状態のごとき綜合的の表現をも材料としたり...
寺田寅彦 「自然現象の予報」
...銅板の表面の色などの事を綜合して「誠に青色は日輪の空気なる(?)色なるを知る」などと帰納を試みたりしているのもちょっと面白かった...
寺田寅彦 「断片(2[#「2」はローマ数字、1-13-22])」
...如上の綜合的日付だけをしておいて...
豊島与志雄 「随筆評論集「書かれざる作品」後記」
...形の物理学や綜合の物理学などという全く新しい物理学も考えられる...
中谷宇吉郎 「比較科学論」
...前後の様子を綜合(そうごう)して考えると...
夏目漱石 「こころ」
...以上を綜合(そうごう)して考えると...
夏目漱石 「処女作追懐談」
...この色もこの音も同一非我の属性であると綜合すれば...
夏目漱石 「創作家の態度」
...そのかわり今度は更に錯綜(さくそう)した視線の下に彼は剥出(むきだ)しで晒(さら)されるのであった...
原民喜 「冬日記」
...「意識の綜合的統一は...
三木清 「哲学入門」
...我々の概念的綜合の諸形式が自然そのものを規定してそれを初めて自然として成立させる諸條件である故に...
三木清 「認識論」
...矛盾にではなく却て綜合に重きがおかれるのは自然の勢ひであらう...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...現象の多樣は構想力の綜合によつて統覺の統一に合致するやうに覺知される...
三木清 「論理と直觀」
...社会の歴史と個人の諸要因の綜合的な動きそのものの中で現実的に掴もうとする本質によって...
宮本百合子 「新しい文学の誕生」
...資質様々の綜合ということ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...二人の日常生活を説明すると……これは二人の女中の陳述を綜合したものじゃが……先ず毎朝九時に娘の呉羽が先に起きて湯に這入る...
夢野久作 「二重心臓」
...それらの者の報告を綜合してみると...
吉川英治 「三国志」
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