...結句に曰く、あゝこの花の心を解くあらば我が心また解きうべし...
石川啄木 「閑天地」
...結句院長の廻診より...
泉鏡花 「婦系図」
...お鳥は札幌以來却つて結句(けつく)安心なことにしてゐた...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...結句お会ひ申さなかつた方がどれ程良かつたでせう...
薄田泣菫 「茶話」
...その友人と大喧嘩をした結句(あげく)...
田中貢太郎 「妖影」
...結句(けっく)奴さんは仕合わせさ...
谷崎潤一郎 「幇間」
...それならば結句仕合せであると思いました...
中里介山 「大菩薩峠」
...結句で「練るは誰が子ぞ」の「練るは」と曲折を付けてあるから据はりがいゝのだ...
長塚節 「竹の里人〔三〕」
...結句おだてに乗る質(たち)なれば...
樋口一葉 「大つごもり」
...霧島にあれど子等ある武蔵野の家を忘れず都を忘るもし都を忘るといふ結句がなかつたとしたら如何であらう...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...しかしこの結句を加へることは容易に出来ることではない...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...結句迷惑(まごつき)の種を蒔くようなもの...
二葉亭四迷 「小説総論」
...書中乾胡蝶(しょちゅうのからこちょう)からになる蝶には大和魂を招きよすべきすべもあらじかし結句字余りのところ『万葉』を学びたれど勢(いきおい)抜けて一首を結ぶに力弱し...
正岡子規 「曙覧の歌」
...女子は婆さんになるまで生きておらん方が結句仕合せなように思われる...
正宗白鳥 「入江のほとり」
...結句(けっく)おれも気楽にお仲間入りができるというもの...
吉川英治 「江戸三国志」
...その儀はふッつり断念仕り候結句...
吉川英治 「剣難女難」
...「はい」日吉は、神妙に、銭にお辞儀して、すぐ裏町の汚い木賃へ行って泊り、結句、独りでこの方が気楽だったが、(そのうちに、用が出来るといったが、一体、何の用事だろう?)今もって、分らなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...日が経てば経つほど、人の心も、境遇につれて変るのはやむを得ぬ』『では――復讐は沙汰止みか』『相変らず、議論は区々(まちまち)だが、先頃、円山の老人連も集まって、とどのつまりが、事変の当時なら気も揃(そろ)うたし、天下の耳目も吾々に期待していたろうが、今更、熱のさめたところで、あだ討でもあるまいと――まあ二の足を踏むのが多くて、結句(けっく)、連判の盟約を解こうと極まったわけだ』『それで返しに来られたのか』『まだこれから、十数名の家を歩かなければならん...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
ランダム例文:
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
時事ニュース漢字 📺
