...「黒喉嘴細大嘴鵙」は熟語ではありません...
...細大(さいだい)の事物...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...その序文の中で細大(さいだい)を物語っているから...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...細大洩らさず諜報を送ってきている...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...昔からの拷問刑罰の器具を細大洩れなく蒐(あつ)めてある...
谷譲次 「踊る地平線」
...聞かるゝまゝに昨日のことも細大洩さず話してやつた...
徳田秋聲 「媒介者」
...しかもその報道は細大もらさず吾々の耳に這入っている...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...細大(さいだい)漏らさずありありと...
夏目漱石 「坑夫」
...畢竟事物の細大と無く理に依る者に差異有るまじけれども...
西周 「尚白箚記」
...苟も二物有る以上は細大遺す事無くして...
西周 「尚白箚記」
...細大トモ一聯絡タルヲ知ルニ外ナラズ...
西周 「人智論」
...おふくろと、妻と赤ん坊とを、押入れへ押し上げた、この哀れな男は、くどくどと、なぜ波が敷居より上へ上がって来たか、とか、畳と畳の間から、まず汚(よご)れた水が、ブクブクと吹き出して来るものだとか、押入れへ、幸い、三人を入れましたので、とか、彼が、今そこで、そんな目に会ってでもいるように、細大もらさず、『客観的』に話し始めた...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...細大洩(も)らさず...
福沢諭吉 「慶応義塾学生諸氏に告ぐ」
...この黒婦虐殺事件の顛末(てんまつ)を細大掲げて両者の相似点を指摘し...
牧逸馬 「女肉を料理する男」
...その人物性行に関する細大の報告...
牧逸馬 「戦雲を駆る女怪」
...細大洩さず作品の中に活かして来ているだろうか?資本主義経済の行きづまりは...
宮本百合子 「国際無産婦人デーに際して」
...家内(かない)の事は細大となく夫に報ぜさせることにしたのである...
森鴎外 「渋江抽斎」
...全身の細胞の意識の内容を細大洩さず反射交感して...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...私自身の悪夢と極めて――細大漏らさず――類似していることからして...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「時間からの影」
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