...白色の純粋な結晶塩のように思われるものが入っていた...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...果して純粋なる歴史的の事実を伝うるものなりや...
高木敏雄 「比較神話学」
...これは純粋なドイツの古習で...
寺田寅彦 「旅日記から(明治四十二年)」
...最も純粋なゲルマン民族ドイツ人の...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...処で比較的問題の概念を混えない純粋な立場概念を吾々は絶対主義乃至相対主義に見出した...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...それは一切の特殊な偶然的な諸事実の領域に応用されるべき純粋な本質の学である...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...純粋な文学即ち余技としての文学は...
戸坂潤 「思想としての文学」
...純粋な勇壮な自由なフランスという観念を...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...南市の純粋な支那街の一角に自動車を留めると...
豊島与志雄 「秦の出発」
...かく形をゆがめた普通の言葉と純粋な隠語の言葉とを結び合わして...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...それで凝結核をとり去った「純粋な空気」を作り...
中谷宇吉郎 「黒い月の世界」
...最も純粋な一人(いちにん)と信じていた僕は...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...純粋な形式から来るもので...
野村胡堂 「楽聖物語」
...また最も一般的で純粋な原理に対して我々の与え得る理由は...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...かの唯一の純粋なかんぺきを会得(えとく)するように思った...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...そのどちらでもない純粋な化合物となって...
横光利一 「夜の靴」
...身と心とを同時に燃焼せしめるような純粋な恋愛であった...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...何故ならこの時より七十年後に純粋なインカ族が六百人近く存在したと認められているからである...
和辻哲郎 「鎖国」
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