...この自宅の金庫の中へ納まるという目ぼしがついたので...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...なんぼ一揆やかて拙僧(わし)の説教聴いたら納まるに極(きま)つとる...
薄田泣菫 「茶話」
...直きに納まるのだつたが...
徳田秋声 「のらもの」
...怒りも納まるでしょうからね……」「怒り!」と二等大尉は引き取った...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...私はいつもそうであるが、熱が出るときまったように頭痛がするので、この度もそれが強く起ったが、ある時多量の鼻血が止めるにも困るほど出て、それが納まると、頭痛も共に止った...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...万事が納まるものと考えているわけでもなかろう」六南条と別れた宇津木兵馬は...
中里介山 「大菩薩峠」
...二階のお銀様の居間であったところに納まると...
中里介山 「大菩薩峠」
...引返して見物席に納まる...
中里介山 「大菩薩峠」
...食べてみるとすき腹へ相当に納まる...
中里介山 「大菩薩峠」
...庵の後ろに廂(ひさし)をかけて自分の身一つが納まるだけに藁(わら)でもって囲いをして...
中里介山 「法然行伝」
...次第に納まる興奮と激動の下から...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...平次の手に納まるのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...もし催促の利目(ききめ)があって首尾よく年貢が納まるならば...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...所謂風流な対手との生活に納まるのがこれまでであった...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...それからそれへと見当をつけて金持の死蔵家へ納まるわけだ...
山本笑月 「明治世相百話」
...一度ヨーロッパ最高の君主となって納まると...
横光利一 「ナポレオンと田虫」
...やがてほかの三挺も納まると...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...すべて含月荘の台所へ納まることになっている...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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