「第」の意味
順序や等級を示す
小説での「第」の使い方
...なお、作中第二節に、ちょっと坪内博士の訳文を、からかっているような数行があるけれども、作者は軽い気持で書いたのだから、博士のお弟子(でし)も怒ってはいけない...
太宰治 「新ハムレット」
...極東選手大会第十回大会満州国代表参加問題の歴史は...
戸坂潤 「社会時評」
...明日は灰の水曜日(四旬節第一日)だ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...第一に世を欺(あざむ)くという心に疚(やま)しい事がなく...
永井荷風 「監獄署の裏」
...第六天の社(やしろ)の少し手前のところの路傍に...
中里介山 「大菩薩峠」
...実に嘆かわしい次第である...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...第十九代の天皇允恭(いんぎょう)の時代には...
蜷川新 「天皇」
...すぐ飛んで行って、お篠に泥を吐かせるなり、次第によっては、引っ括(くく)って来やがれ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「ことと次第ぢやね...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ドオショオ閣下の有名な〈法律第四十九号〉によって...
久生十蘭 「だいこん」
...第一の脚を踏み出さうとした時...
牧野信一 「駆ける朝」
...ところで冒頭の青鞜社の起因について述べるなら、一千八百五十年にロンドンで開かれた美術家の会合へ或る女流文士が Blue-Stocking(青色の靴下)を穿いてでかけたところからの名称で、宇野浩二氏の『文学の三十年』によると、平塚雷鳥、岡本かの子、三ヶ島葭子、原阿佐緒、伊藤野枝、荒木郁子、尾竹紅吉(今の富本一枝)、長沼智恵子後の高村光太郎夫人他数名を同人としてゐるが、「青鞜社が、その第一条の、「女流の天才を生む」どころか、「女流文学の発達」にさへ成功しなかつたのは(中略)女性解放を叫んだ人たちが叫んだだけに終つて、結局、教育のある、徒(ただ)の女に戻つたのか、厳しく云へば、元もと徒(ただ)の女であつた人が、高等以上の教育を受け、ある人は哲学をやつたが唯いくらか頭がよかつただけ、或る人は女性解放といふ理論の熱病にかかつただけ、もつとひどい人は新しい女と云ふ言葉に魅せられただけ」のための失敗であつたらうと、宇野氏は鋭く論断してゐる...
正岡容 「大正東京錦絵」
...第三は支那の成語を用うる者にして...
正岡子規 「俳人蕪村」
...溯つて第一日に至つて三月二十二日を得る...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...お詫びをさして頂く次第でございます...
夢野久作 「暗黒公使」
...画にも運命のある話――流転不遇の三名画落款(らっかん)も印章もないが、武蔵画の作品中、第一作であり、また秀潤な傑作といわれている六曲屏風一双の「蘆雁図」は、明治二十年頃までは、熊本の北岡邸にあって、たれもそれ程な名画とも、また、由緒あるものとも知らず、日常、室の一隅におかれ、ずいぶん酷(ひど)い取扱いをうけていた物だといわれている...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...破邪顕正(はじゃけんせい)の思想が第一目的として主要な位置を占め...
米川正夫 「クロイツェル・ソナタ」
...片品川の流は次第に瘠せ...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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