...寥平さんのおかげで、炊事具少々、端書六十枚、其他こま/″\したものを買ふ、お歳暮を持つて千体仏へ行く、和尚さんもすぐれた魂で私を和げて下さつた...
種田山頭火 「行乞記」
...抵当として端書三枚預けて置いた!)を手に入れ...
種田山頭火 「其中日記」
...日本やドイツの誰彼に年賀の絵端書を書きながら罎詰のミュンシナーを飲んでいるうちに眠くなって寝てしまった...
寺田寅彦 「二つの正月」
...そして繪端書や寫眞を高知から送つて貰つたりして...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...端書には、読めないような生意気なことが、拙(まず)い筆で書いてあったが、茶屋奉公などしている姉を怒っている弟の心持は、お庄の胸に深く感ぜられた...
徳田秋声 「足迹」
...猿之助英国より絵端書を送り来る...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...薄墨色のインクで印刷された端書をもう一度マジ/\と見直した...
中原中也 「逝ける辻野君」
...大兄(おおにい)さんの妹ですもの」九自分は三沢へ端書(はがき)を書いた後(あと)で...
夏目漱石 「行人」
...余はその端書を見て気の毒のうちにも一種のおかしみを覚えた...
夏目漱石 「長谷川君と余」
...端書に満足した僕は...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...「あの人の事で何か用事が出来たんですって」なるほど端書には島田の事で会いたいからちょっと来てくれと書いた上に...
夏目漱石 「道草」
...下女に頼んで取り寄せた絵端書へ一口ずつ文句を書き足して...
夏目漱石 「明暗」
...ありたけの絵端書をみんな使ってしまわないと義理が悪いようにも思われた...
夏目漱石 「明暗」
...今度は絵端書ではない...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...一面識もない人が時々書信又は絵端書抔(えはがきなど)をわざわざ寄せて意外の褒辞(ほうじ)を賜わった事がある...
夏目漱石 「『吾輩は猫である』上篇自序」
...止むを得ず有り合せの繪端書を銅版にして代用した...
萩原朔太郎 「定本青猫」
...十二月十二日 原民喜原子爆弾 即興ニスギズ夏の野に幻の破片きらめけり短夜を※れし山河叫び合ふ炎の樹雷雨の空に舞ひ上る日の暑さ死臭に満てる百日紅重傷者来て飲む清水生温く梯子にゐる屍もあり雲の峰水をのみ死にゆく少女蝉の声人の肩に爪立てて死す夏の月魂呆けて川にかがめり月見草廃虚すぎて蜻蛉の群を眺めやる●昭和二十年十二月二十八日 八幡村より 松戸市 永井善次郎宛拝復 十七日日附の端書拝見...
原民喜 「書簡」
...「壽阿彌の手向(たむけ)に」と端書して一句を書し...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
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