...――その途端(とたん)に黒幕の外から...
芥川龍之介 「将軍」
...山の端(は)に月の出汐(いでしお)見るともなく...
泉鏡花 「活人形」
...すでに事件の最初から血腥(なまぐさ)い戦端をひらいていたんだ...
海野十三 「蠅男」
...私のはそれが極端なのです...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...本堂の前に行つて端坐したかれは...
田山花袋 「ある僧の奇蹟」
...向うより勢いよく馳せ来る馬車の上に端坐せるは瀟洒(しょうしゃ)たる白面の貴公子...
寺田寅彦 「半日ある記」
...自由討究の一端として...
内藤湖南 「日本文化とは何ぞや(其一)」
...出端(でばな)を抑えられたもののように竜之助は立ちどまって...
中里介山 「大菩薩峠」
...口の端(は)に上らなければならない場合に...
中里介山 「大菩薩峠」
...後者のコロムビア盤は透明な端正さを欠くかも知れない...
野村胡堂 「楽聖物語」
...クーレンカンプの素直(すなお)にして端麗(たんれい)な趣に及ばないものを思わしめる...
野村胡堂 「楽聖物語」
...清三を其の場に投げ仆しておいて(此の途端に彼は上半身を机に打つけ頭に傷をしたのである)自分は即座にそのナイフで死のうと...
浜尾四郎 「彼が殺したか」
...その頃、支那南方に起った蒋介石が、孫逸仙とともに北伐を開始し、奉天派はこれに対して、その先端は、浙江方面上海にまで進み、張学良と楊宇霆を首将としてあたらしめていた...
河本大作 「私が張作霖を殺した」
...彼女はその片端を床から何インチか持ち上げましたが...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...ひとつは彼等の方言が夥しく扁端なせゐであるためなのかも知れませんが...
牧野信一 「月あかり」
...この恥知らずな異端の生れ変りも...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「神の剣」
...棟や軒(のき)の端(はし)の切りそろえに...
柳田国男 「母の手毬歌」
...城下端(はず)れから...
吉川英治 「夏虫行燈」
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