...「水は海に竭(つ)き...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...思う所を竭(つく)す能(あた)わざるなり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...其の語を行ること奇警なるは大隈伯の妙處なり若し夫れ談論滔々として竭きざるの概に至ては...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...其の權變の才を竭くして内より藩閥を控制せむとしたるを認むべし...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...之れが監督者たる行政官廳の職責を竭さゞるもの亦其の一大原因たり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...竭力國事...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...蓙が雨のためにしめつて板のやうに強ばつて來たら山毛欅が竭きて橡の林になつた...
長塚節 「鉛筆日抄」
...林(はやし)が竭(つ)きて田圃(たんぼ)が見(み)え出(だ)した...
長塚節 「土」
...軈(やが)て藁(わら)が竭(つ)きると傭人(やとひにん)は各自(てんで)に其(その)繩(なは)を足(あし)から手(て)へ引(ひ)つ掛(か)けて迅速(じんそく)に數(かず)を計(はか)つては土間(どま)から手繰(たぐ)り上(あ)げながら...
長塚節 「土」
...彼(かれ)は此(これ)までの心竭(こゝろづく)しを勘次(かんじ)に奪(うば)はれたやうで...
長塚節 「土」
...大(おほ)きな藏々(くら/″\)の建物(たてもの)が空(むな)しく成(な)る程(ほど)一切(さい)の傭人(やとひにん)が桃畑(もゝばたけ)に一日(にち)の愉快(ゆくわい)を竭(つく)すやうになれば病氣(びやうき)もけそりと忘(わす)れるのが例(れい)であつた...
長塚節 「土」
...消防(せうばう)に力(ちから)を竭(つく)した群集(ぐんしふ)は白(しろ)い握飯(にぎりめし)を貪(むさぼ)つた...
長塚節 「土」
...三蔵 (力竭(つ)きて上(あが)り框(かまち)に手をかけて伏す)時次郎 野郎共...
長谷川伸 「沓掛時次郎 三幕十場」
...毎(いつ)も人を食う奴は勢竭(つ)き歯弱れる老虎で村落近く棲み野獣よりも人を捉うるを便とす...
南方熊楠 「十二支考」
...金翅鳥その翼力を竭(つく)し飛び進むとその下にある亀がわれの方が早くここにあると呼ばわる...
南方熊楠 「十二支考」
...仏説に摩竭陀(まかだ)国の長者...
南方熊楠 「十二支考」
...河の中にて力竭(つ)きて空しく流れ失(う)せぬ...
南方熊楠 「十二支考」
...水源竭(つ)きて進行(しんこう)漸やく容易(やうゐ)となる...
渡邊千吉郎 「利根水源探検紀行」
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