...立往生して了った...
石川欣一 「可愛い山」
...たちまち駅の前で立往生をしてしまった...
海野十三 「空襲警報」
...帆村はあとの言葉が続かず立往生だ...
海野十三 「地獄の使者」
...したがって、「立往生」とか、とうとう降参して「往生」したなどというのは、要するに、往生に対する認識不足といわねばなりません...
高神覚昇 「般若心経講義」
...其立往生して居つた幕府をぽつと押倒したに過ぎない...
竹越與三郎 「日本の眞の姿」
...昼頃近くになっても霜柱の消えないような玄関の前に立って呼鈴(よびりん)を鳴らしてもなかなかすぐには反応がなくて立往生をしていると...
寺田寅彦 「新年雑俎」
...ああしてせいぜい地上を走っているそのうちには前途から誰か心得のある奴が出て来て取捕まえてくれるか、そうでなければ馬め自身が行詰るところまで行って、立往生するか、顛落(てんらく)するかよりほかはないものだ――ただ、往来雑沓(ざっとう)の町中ででもあるというと、他の人畜に危害を与えるおそれもあるが、その点に於てこういう野中では安心なものだ――という腹が米友にあるから、焦(あせ)りつつも、いくらかの余裕をもって走ることができるのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...茶色ながら立往生をしている...
夏目漱石 「野分」
...余のごときは毎々一時間ぶっ通しに立往生をしたものだ...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...こんな所で弁慶(べんけい)の立往生(たちおうじょう)は御免蒙(こうむ)りたいからね...
夏目漱石 「明暗」
...こうして馬車が立往生をしている間に...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...のに幕切にチョン/\とキザんでゐるに幕しまらず立往生のぶっこわし...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...どうしても立往生をしなければならなくなつて仕舞ひました...
牧野信一 「嘆きの孔雀」
...未だ葬列のなが/\と徒歩でつづいて市電を立往生させてゐた街頭よ...
正岡容 「大正東京錦絵」
...電車が二台、立往生して、大横丁の角で燃えていた...
宮島資夫 「四谷、赤坂」
...水曜日の今夜まで立往生なのよ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...技師というような人たちが五十何人もこのあたりに立往生していて...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...「ここで立往生を遂げるくらいなら...
吉川英治 「三国志」
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