「立てる」の意味
立たせる
小説での「立てる」の使い方
...真空になった管の中に蒸汽の冷えたしたたりが落ちて立てる激しい響きが聞こえて...
有島武郎 「或る女」
...あくびをしたと騷ぎ立てると...
太宰治 「新釈諸国噺」
...お前がもっと僕の熱情をかき立てるようにしてくれれば...
谷崎潤一郎 「鍵」
...ただ自分達は義兄の顔を立てるために動いた...
谷崎潤一郎 「細雪」
...マグロアールは声を立てる力さえもなかった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...もとより異議を立てる者もあったが...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...思わず聞き耳を立てるような気でいるところ...
中里介山 「大菩薩峠」
...犬の吠え立てる声が...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...笹野新三郎は利助や平次をせき立てる有様...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...突っ立てることまで考えた...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...動きの取れない證據に組み立てる段になると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...(仕事座に就き鋸の目を立てる支度をする)政吉 お前なかなかお世辞者だなあ...
長谷川伸 「中山七里 二幕五場」
...あたしの姿を見つけて騒がしい声を立てる鳥といつしよに大笑ひした...
牧野信一 「鵞鳥の家」
...死者狂ひで喚き立てる光景を眺めたら...
牧野信一 「鬼涙村」
......
正岡子規 「墨汁一滴」
...茶を立てる日になると...
室生犀星 「性に眼覚める頃」
...どんな役にも立てるだろう」「その必要があればな」と甲斐は云った...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...百合子の名前を聞くとピインと耳を立てるに違いないことを...
夢野久作 「継子」
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