...彼女の発言はまるで突兀だった...
...突兀な出来事に対して、彼女は落ち着いて対処した...
...突兀な提案に驚いたが、そのアイデアはなかなか面白かった...
...突兀な質問に答えるのに苦労した...
...突兀な行為によって周りを驚かせてしまった...
......
饗庭篁村 「木曾道中記」
...突兀として天を摩すと見る間に...
大町桂月 「春の筑波山」
...突兀として高い哉...
大町桂月 「妙義山の五日」
...突兀として矗立して居る南画風の奇峰の頂辺には...
谷崎潤一郎 「金色の死」
...山の突兀として聳えた形にあるのである...
田山花袋 「耶馬渓の一夜」
...第十九世紀の世界に突兀(とっこつ)として聳(そび)え来たりたるにあらずや...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...大山阿夫利山(おおやまあふりさん)が突兀(とっこつ)として...
中里介山 「大菩薩峠」
...美的にせよ、突兀的にせよ、飄逸的にせよ、皆吾人の物の関係を味う時の味い方で、そのいずれを選ぶかは文芸家の理想できまるべき問題でありますから、分化の結果理想が殖(ふ)えれば、どこまで割れて行くか分りません...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...英雄の鼻柱が突兀(とっこつ)として聳(そび)えたら...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...対岸にも突兀(とっこつ)たる山々が次々に現れて来るが...
野上豊一郎 「吹雪のユンクフラウ」
...真名古は痩せた肩を突兀と聳かしながら...
久生十蘭 「魔都」
...三層五層の楼閣は突兀(とっこつ)として空を凌(しの)ぎ...
正岡子規 「四百年後の東京」
...ふと前面に突兀(とっこつ)とした岩の姿に出会いました...
吉川英治 「江戸三国志」
...突兀(とっこつ)と急に聳(そび)え立っている絶頂に...
吉川英治 「新書太閤記」
...幾つも田野から突兀(とっこつ)と聳(そび)えている...
吉川英治 「源頼朝」
...この沢の窪(くぼ)から突兀(とっこつ)と空に黒く見えている山の肩を振り仰いだ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...しかも両岸は突兀(とっこつ)たる大懸崖...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
...白練の尽くる所は乃ち大利根岳となり突兀(とつとつ)天に朝(てう)す...
渡邊千吉郎 「利根水源探検紀行」
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