「空然」の意味
何もない様子
「空然」の例文(場面別)
- 日常会話彼の部屋は空然としていて、ほとんど家具がなかった。
- 文学・詩歌冬の森は空然とした静寂に包まれていた。
- 心理学・カウンセリング喪失感から、彼女の心は空然とした状態が続いている。
小説での「空然」の使い方
...想ふに其の生れて世に在るや、沖天の雄志躍々として禁(た)ふる能はず、天下を擧げて之に與ふるも心(こゝろ)慊焉たらざりしものも、一旦魂(こん)絶えて身異物とならば、苔塔墓陰、盈尺の地を守つて寂然として聲なし、人生の空然たる、哀しむべきの至ならずや...
高山樗牛 「人生終に奈何」
...好んで人に嫌(きら)われて……」道也先生は空然(くうぜん)として壁に動く細君の影を見ている...
夏目漱石 「野分」
...決して空然(くうぜん)と遊んでいるものはない...
村井弦斎 「食道楽」
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