...種々(いろいろ)の事情があつて両親始め祖父(おぢいさん)までが折角勧めるけれど...
石川啄木 「鳥影」
...その中には四百余種の妖怪事項を集めて...
井上円了 「おばけの正体」
...或ハ「コロボックル」ト他種族ト混交シテ「エスキモー」ヲ生ジタルヤモ知ルベカラズ...
坪井正五郎 「石器時代總論要領」
...一種のスポーツ的興味を伴うものは別として...
豊島与志雄 「風俗時評」
...もとより吾人はここに、種々の理由から、社会主義によって起こされた問題をすべて理論上の見地から根本的に考究せんとするものではない...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...譬へば柳亭種彦が小説をつくり...
永井荷風 「来訪者」
...それは快感の一種のようなものである...
中島敦 「弟子」
...しかも種が切れると...
夏目漱石 「行人」
...日本の女がよその国へきてこういう種類の女になるということにべつだん不思議はないし...
西尾正 「放浪作家の冒険」
...下の方は種々雑多な旅客の背中にこすられて...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...一度はある種の幼稚な優しい心を持つてゐたのです...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...買ひものをする女の心持や態度は、千種万様である...
三宅やす子 「買ひものをする女」
...一九二九年の秋から三〇年の種蒔時にかけて敢行された富農撲滅...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」
...その中にヒョット(こいつは一種の痴話げんかのようなものじやあないかな?)という氣がしたんです...
三好十郎 「肌の匂い」
...一種の溜漉で僅か米粉が交へてある...
柳宗悦 「和紙十年」
...改めて同じ種を乞(こ)い受けて来(こ)させた...
柳田国男 「海上の道」
...形容も出来ぬ位込み入った各種の表現が...
夢野久作 「鼻の表現」
...そして古代の英雄を造り出した一種解き難い酣醉のほかには...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
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