...稜威(いつ)の雄(を)たけびを発しながら...
芥川龍之介 「老いたる素戔嗚尊」
...筆端のおのずから稜峭(りょうしょう)たるまた已(や)むを得(え)ざるなり」とそれは書きだしてあった...
有島武郎 「星座」
...山稜は大抵牛脊のようで...
鵜殿正雄 「穂高岳槍ヶ岳縦走記」
...欲望と愛惜の三稜鏡(プリズム)を通して想像していた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...後立山々脈の主稜だ...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...この五竜から連なる山稜は...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...太郎兵衛平へ下る山稜で...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...稜々(りょうりょう)たるものである...
夏目漱石 「坑夫」
...この五稜廓はそもそもツァー・ロシアの侵略をおそれて...
服部之総 「望郷」
...きびしい稜角をよぢのぼらうとする意志だ)わたしは人波のなかをはてしなくはてしなくさまよつてゐるやうだ...
原民喜 「鎮魂歌」
...鋒杉(ほこすぎ)の稜線(りょうせん)のうえに...
久生十蘭 「キャラコさん」
...赤く錆びた三稜剣(エペ)...
久生十蘭 「キャラコさん」
...茎は四稜で鉤刺はその稜に生じている...
牧野富太郎 「植物記」
...松濤明 単独昭和十六年八月五日 晴土合(五・一〇)―βルンゼ入口(六・四五〜六・五〇)―一ノ倉尾根(八・〇五)―βルンゼ入口(九・〇五〜九・二五)―Fバンド(一〇・〇〇〜一〇・一五)―稜線(一一・四〇〜一二・〇〇)―土合(一四・一五)第三ルンゼを目指してきたが...
松濤明 「一ノ倉沢」
...ベゴ石は、稜がなくて、丁度卵の両はじを、少しひらたくのばしたような形でした...
宮沢賢治 「気のいい火山弾」
...その次の日、又、霧がかゝりましたので、稜石どもは、又ベゴ石をからかひはじめました...
宮沢賢治 「気のいい火山弾」
...五稜廓に引き返した日である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...路上の雪は稜角ある氷片となりて...
森鴎外 「舞姫」
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