...山男は稀有(けう)の思をないて...
芥川龍之介 「きりしとほろ上人伝」
...これらの物は利用を有するが一般に稀少ではなく...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...もしまた稀少性を...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...話は小さくて稀薄だが...
戸坂潤 「近衛内閣の常識性」
...奇を猟り稀を求めんとする欲望は生命の力のあるかぎり人の心より消え尽すものではない...
永井壮吉 「冬日の窓」
...稀(まれ)には一分金に變つて居ることもあるのでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それア稀有(けう)だこと...
久生十蘭 「魔都」
...稀には兎のワナに狐などが掛ることがある...
牧野信一 「F村での春」
...稀の読書が又いちいち胸を感激させること夥しい...
牧野信一 「五月のはじめ」
...私は、極く稀に、西洋風の踊りを、酔つて独り立つて演ずることがある...
牧野信一 「断想的に」
...また「みる類ヲ食用ニ供シタルハ往古ヨリ行ハレシモノニシテ弘仁式ニ尾張ノ染海松ヲ正月三日ノ御贄(おんべ)ニ供ストアリ而シテ現今本邦ニテ主トシテ用イラルルハみる及ビひらみるノ二者ナリ是等ハ生食セラルルコト稀ニシテ多クハ晒サレテ白色ニ変ジタルヲ乾シ恰モ白羅紗ノ如クナルヲ販売セリ...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...これを見た者宣誓して第七図を画き稀有(けう)の怪物と大評判だったが...
南方熊楠 「十二支考」
...または稀には天から非凡な強い児を降し賜わった...
柳田国男 「年中行事覚書」
...山野に行けばかえってしだいに少なくなるものが稀れでない...
柳田国男 「雪国の春」
...彼の如き稀世(きせい)の賢人を...
吉川英治 「三国志」
...温かい炊飯(かしぎ)の煙がただよう家は稀れだ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...稀には黄いろい桑の落葉の中にかがんで...
若山牧水 「みなかみ紀行」
...破損はひどいが稀有(けう)に美しい木彫の観音があって...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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