「稀」の意味
まれな、珍しい
「稀」の例文(場面別)
- 日常会話彼は稀に見る才能を持っている。
- ニュースこの地域で稀な現象が観測された。
- 学術論文この種の突然変異は稀なケースに分類される。
小説での「稀」の使い方
...両岸には蘆(あし)が稀(まれ)になって...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...先を樂しんで讀むことは頗る稀である...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...その稀有(けう)な想像力と統合力とをもって...
有島武郎 「片信」
...稀れに海上に浮たるを見るに大なる島いくつも出来たるごとくなり...
太宰治 「津軽」
...元より制作の年号を記する事甚(はなは)だ稀なる浮世絵に向つて...
永井荷風 「江戸芸術論」
...稀(まれ)には隱(かく)れた未來(みらい)を故意(こい)に呼(よ)び出(だ)す不吉(ふきつ)な言葉(ことば)とも解釋(かいしやく)した...
夏目漱石 「門」
...どうかしたらそれは、世にも稀なる、あで人の肌の匂ひだつたかも知れません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...他人に対して稀に見る気短かと癇癪持であるが為なのだ...
牧野信一 「西瓜喰ふ人」
...稀に見る愉しさだつた...
正岡容 「寄席風流」
...やはり稀有なることとして驚かざるを得ないのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...わたしはこれが非常に稀な・変った・場合であることを知った...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...最初から判定者の資格ある者が甚だ稀れなのである...
柳田国男 「雪国の春」
...極めて稀有(けう)のものではありますが...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...帝大の学帽のまま最初から稀に見る穏やかな笑顔をつづけて黙礼したきり...
横光利一 「旅愁」
...――天はこの稀世の勇猛児の末路を...
吉川英治 「三国志」
...それを見るとなるほど稀代(きたい)な早足(はやあし)で...
吉川英治 「神州天馬侠」
...かかる発見は稀であり...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...しかしそれは稀少な程度に存在し...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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