...いわんや妻は移り気な性分であったし...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...いつもの移り気な性分にも似ずこの女に依って最も多く独(ひと)り寝のあじきなさを慰められて来たのだが...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
......
峠三吉 「原爆詩集」
...単なる移り気である...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...しかもたいていその移り気には私心は含まれていない...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...)(三) 移り気彼の感情も意志も...
中島敦 「斗南先生」
...移り気なのである...
中島敦 「斗南先生」
...助手たちに対するこの告発はたしかに正しくはあったのだが、それらはみな、あの二人のまったく滑稽で、子供じみて、移り気で、自制のきかないたちからいうと、もっとずっと罪がないもののように解釈されるのだった...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...貴女は気まぐれで移り気だ...
A. ビアス A.Bierce The Creative CAT 訳 「羊飼いハイタ」
...ひどい移り気(キャプリシュウ)で...
久生十蘭 「キャラコさん」
...歓びといふ美しくて移り気な訪客がわれわれの許を飛び去つたあとではただ侘しい音だけが過ぎ去つた歓楽を物語るのではなからうか? 音そのものが既におのれの反響(こだま)のなかに悲哀と寂莫の声を聴きながら...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...「自殺室の不思議」は何時しか移り気な公衆に忘れられるともなく忘れられかけて来た...
牧逸馬 「ロウモン街の自殺ホテル」
...彼はあまねく峻烈に表現しているが、その中で曰く、『男子に対するその情欲、その移り気、その固き愛情の欠乏、及びその片意地な天性により、女子はいかに現世においてよく保護されても、まもなくその夫から疎んぜられる1)...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...アッシェンバッハはそとをながめていた――両手をひざにおいたまま、ここへもどってきたことに満足しながら、自分の移り気に、われとわが願望を知らぬのに、不満を感じて頭をふりながら...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...およそ我々の悟性くらい柔軟で移り気なものはない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...吾儘(わがまま)や自分の移り気で...
吉川英治 「山浦清麿」
...もう移り気な葉子からすっかり見離されていた黒吉が...
蘭郁二郎 「夢鬼」
...移り気の多い女の特徴として...
蘭郁二郎 「夢鬼」
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