...天秤は当然最後の一世紀の勝利の方に傾くのである...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...天秤籠にどさんと堆肥を盛り上げ...
犬田卯 「米」
...天秤(てんびん)の上に白紙を置いてその上に壜の内容全部をとりだして測(はか)ったり...
海野十三 「ゴールデン・バット事件」
...屈辱と命と天秤(てんびん)にかけて見て...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...そっちの方に引寄せられたいのだ――秤桿(はかりざお)にぶらさがって目方を軽くすることはしたくない――事実を仮想するのではなく実在する事物を受取りたいのだ...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...わかっている目方のものを鄭重に秤(はかり)にかけて見てやっと受取るようなのとは大変な相違である...
高浜虚子 「丸の内」
...天秤棒を買って帰る者...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...天秤棒でお臀(しり)を殴られると...
徳永直 「麦の芽」
...天秤棒で擲られたのだというのだ...
徳永直 「麦の芽」
...それを支那の下男が石油缶へ移して天秤棒(てんびんぼう)で担(かつ)いで...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...ここに秤(はかり)がある...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...目隠しをして秤を持った像であらわされている...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...やはり百合子が秤や薬瓶を入れたケースを携へて...
牧野信一 「好色夢」
...米俵を計る棒秤の鉤に椅子をぶらさげて胡坐をかきながら...
牧野信一 「サクラの花びら」
...中には吾家へ引き返して天秤棒を持ち出して来た者もあつた...
牧野信一 「素書」
...正面の天秤の一方に載せられました...
夢野久作 「鼻の表現」
...天秤(てんびん)を拾って...
吉川英治 「宮本武蔵」
...秤量(はかり)なんぞを...
吉川英治 「無宿人国記」
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