...この丸佐の禿げ頭位...
芥川龍之介 「雛」
...よしや頭が禿げてもこの熱(あつた)かい若々しい心情(こゝろもち)だけは何日(いつ)までも持つて居たいものだと思つて居る...
石川啄木 「雲は天才である」
...男子が年と共に前額部の禿げ上るのは当り前の事で...
太宰治 「佳日」
...薔薇の花壇の向側の芝生の禿げたところに...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「サレーダイン公爵の罪業」
...頭も滑ツこく禿げ...
坪内逍遙 「斎藤緑雨と内田不知菴」
...少し禿げかかった額でのっそり立上った...
豊島与志雄 「童貞」
...顔の大きな頭の禿げた薬局生が小窓から覗いて...
豊島与志雄 「反抗」
...禿げるのだろう?食べ物大阪の料理は...
直木三十五 「大阪を歩く」
...薄禿げた四十八歳...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...そこまでは覺えてゐませんが」金兵衞はよく禿げた頭を掻(か)くのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...禿げた頭を振りながら不器用な手つきで寿司や茶を運んで来た...
林芙美子 「幸福の彼方」
...お前は勝氣で困るんだよ」湖上落月型と云ふ禿げかたをしてゐる...
林芙美子 「雪の町」
...面擦(めんずれ)のように両鬢(りょうびん)の隅が禿げあがっていたが...
久生十蘭 「肌色の月」
...禿げ頭を振りかざして...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「外套」
...彼らはみんな頭が少しばかり禿げていて...
エドガア・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「群集の人」
...この女性のカモジ禿げと小児のお河童頭と...
柳田国男 「故郷七十年」
...もう頭の禿げ上つたどこかの役所の課長らしい年配で...
横光利一 「榛名」
...禿げてゆくばかりらしい...
吉川英治 「折々の記」
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