「禍根」の意味
災いの根源となるもの
「禍根」の例文(場面別)
- 日常会話彼の無責任な行動が家族にとっての禍根となった。
- ビジネスプロジェクトの失敗は、初期段階での計画不足が禍根だった。
- ニュース経済危機の禍根は、政府の政策の不備にあると専門家は指摘している。
- 文学彼の過去の過ちが、今も彼の人生に禍根を残している。
小説での「禍根」の使い方
...彼の詐欺行為は禍根を残した...
...禍根を断ち切るためには、どのような方法があるでしょうか...
...不良社員を即座に雇用しないように、採用時には禍根を残さないよう細心の注意を払う必要があります...
...暴力団との関係を持っていると、何十年も禍根を残してしまいます...
...若者の間で貧困が慢性化して、社会に禍根が残る可能性があります...
...あれこれのやり口で人類に害を及ぼしかつ現在及び将来に人類の禍根となるべきものを...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...軽卒な解決策は却って禍根を将来に残す恐れがあるから...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...将来救い難き禍根を淳風美俗のわが国家社会に残すものとして絶対反対す」というのである...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...未然のうちにその禍根を絶たれていたといってよい...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...「禍根は、ここにござりましょう」八郎太は、返事をしないで、益満の顔を眺めていた...
直木三十五 「南国太平記」
...明らかに、禍根は、久光がいるからではあったが、この陰謀は、久光の手から起っているものではなかったし、久光は、人々の主君であった...
直木三十五 「南国太平記」
...無責任な旧幕のものどもが残した禍根でござるのよ...
本庄陸男 「石狩川」
...「君にぞ惑ふ道に惑はず」とお言いになった人はすべての禍根(かこん)を作った方であると...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...伊達家の禍根が絶たれたという事実だけは現にわれわれの眼で見ることができます」玄察は口をつぐんだ...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...山県どのがお家の禍根だと...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...事件の全貌と禍根(かこん)のある所がえがかれた...
吉川英治 「大岡越前」
...いつか禍根となるべき自分の短所を...
吉川英治 「折々の記」
...むしろその禍根は...
吉川英治 「三国志」
...禍根を断て」という輿論さえ興ったほどである...
吉川英治 「三国志」
...とまれ禍根は黒木の御所のお人にある――となして鎌倉の特使もかねての最後手段を...
吉川英治 「私本太平記」
...禍根(かこん)を末代にのこして来たが...
吉川英治 「新書太閤記」
...積年の禍根(かこん)はのぞかれ...
吉川英治 「新書太閤記」
...禍根は、毛ほどな食い違いから起る...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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