...そのデータから確然とした事実が読み取れる...
...彼女が勝つと確然と踏んでいた...
...今後の進路はまだ確然としていない...
...彼は結果を確然とするために手元の資料を確認した...
...そのプロジェクトの成功は確然ではない...
...月末には確然(ちやん)と歩合を取つて郡役所に報告する...
石川啄木 「葉書」
...お定はもう心の底では確然(ちやん)と行く事に決つてゐたので...
石川啄木 「天鵞絨」
...成功の確然たるものがなくて...
伊藤左千夫 「正岡子規君」
...然し確然と約束も出来かねます...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...生活と趣味との間に確然と川を隔てゝゐる...
竹久夢二 「砂がき」
...そこに確然たる禁制の掟はなかつたにしても...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...恐らく通詞の性格が確然としたのは家光以後の事だと...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...西周末夷宣幽時代のものとは確然たる區別がある...
内藤湖南 「支那古典學の研究法に就きて」
...西鶴のねらった気質(かたぎ)ものに出て来る様な社会的集団的性格の確然たる剔出...
中井正一 「「壇」の解体」
...たまたま一言を出せば確然人腸(じんちょう)を貫く...
中里介山 「大菩薩峠」
...斯(か)うして彼(かれ)の卯平(うへい)に對(たい)する憎惡(ぞうを)の念(ねん)が彼(かれ)の心(こゝろ)へ錐(きり)を穿(うが)つて更(さら)に釘(くぎ)を以(もつ)て確然(しつか)と打(う)ちつけられたのであつた...
長塚節 「土」
...実をいうと三四郎には確然たる入鹿の観念がない...
夏目漱石 「三四郎」
...いくらじゃらしても引っ掻(か)いても確然たる手答がない...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...確然明晰なる拍節を踏む定律詩は...
萩原朔太郎 「青猫」
...確然たる証拠によって明瞭に応(ウイ)とか否(ノン)とかいってもらいたいのである...
久生十蘭 「魔都」
...いかにも腹には確然としたある自信があるような顔をした...
牧野信一 「地球儀」
...漢土においても詩と歌とは確然定義を異にし...
正岡子規 「人々に答ふ」
...しかし確然とその本能の数をいうことは出来ぬ...
和辻哲郎 「自己の肯定と否定と」
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