...わずかに僕が覚えているのは胸に挿(さ)していた石竹(せきちく)だけである...
芥川龍之介 「カルメン」
...わたしの眠りをさましてくれる石竹色のヒヤシンス...
大手拓次 「藍色の蟇」
...百合・桔梗・石竹の花などそのさま人の植(うゑ)やしなひしに似(に)たり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...口の大きな花瓶の中に石竹(せきちく)の真紅な花がおびただしく挿し込まれてあった...
相馬泰三 「田舎医師の子」
...あるいは石竹(せきちく)の珍花を育てんと望み...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...石竹(せきちく)色のカチーフ...
久生十蘭 「キャラコさん」
...欠刻ある五弁の石竹咲白花を着け...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...五年前に見た吾妻村(あずまむら)あたりの植木屋の石竹畠(せきちくばたけ)を思ひ出して見た...
正岡子規 「墨汁一滴」
...兎に角自分の家庭には石竹科の花がいと多く咲き乱れをる...
南方熊楠 「きのふけふの草花」
...オランダ石竹英語でカーネイションといふは肉色の義で...
南方熊楠 「きのふけふの草花」
...石竹は支那から入たゆゑカラナデシコといふ...
南方熊楠 「きのふけふの草花」
...その頃は撫子と石竹を別たなんだのだ...
南方熊楠 「きのふけふの草花」
...栽培する石竹の原種だとみゆ...
南方熊楠 「きのふけふの草花」
...支那より渡つた四季咲の石竹を宇多帝が初めて宮中に栽させられたとみえる...
南方熊楠 「きのふけふの草花」
...石竹(せきちく)などさき乱れたり...
森鴎外 「みちの記」
...空には石竹色の美しい雲が流れていた...
山本周五郎 「青べか日記」
...真赤(まつか)な石竹(せきちく)の色をして匂(にほ)ひます...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...年とつた彼女の頭の上をば、季節の變遷は幾度となく通り過ぎて、それが今では日々の過ぐる如く短かいものであつた‥‥黒ずんだ、倒れかゝつた壁をした小部落の周圍に、薔薇の藪や、石竹や、あらせいとうなどがあつた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
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