...六月二十一日は昼が一番長く夜が一番短いので...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...小さい駅なので、停車時間も短い...
梅崎春生 「狂い凧」
...つぎには私が短気を起したものだから...
太宰治 「狂言の神」
...花の座を経過して最後の短句に入ってゆるやかに静かに終局するあの心持ちが実によくこの楽曲終節の感じに似ているのである...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...このフランス唯物論の歴史を極めて手短かに要領よくまとめたことであり...
戸坂潤 「読書法」
...短(みじか)い冬(ふゆ)の日(ひ)はもう落(お)ちかけて黄色(きいろ)な光(ひかり)を放射(はうしや)しつゝ目叩(またゝ)いた...
長塚節 「土」
...日は短(みじけ)えやな」と云った...
夏目漱石 「坑夫」
...まさか此短刀で曲者と渡り合つたわけでもあるめえ」「此短刀の持主を訊かなかつたのか」「訊いたよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...殆んど言ふに足らない短日月の歴史にすぎない...
萩原朔太郎 「夢」
...今の有様を見れば我は悉皆(しっかい)短にして彼は悉皆長なるがごとし...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...一ふりの短刀とをちらりと見かけたのだ...
エドガア・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「群集の人」
...気短になって取り返しのならないような行為に出るようなことは断じてないだろう」などと源氏は言うのであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...これをあまりに短い手紙であると...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...その方法は常に同一で鋭利な短刀で心臓を見事に刺してある...
村山槐多 「殺人行者」
...小説よりもうんと短いもの...
山之口貘 「詩とはなにか」
...関羽の一船もそこへきて短兵急に矢石を岬(みさき)の敵へ浴びせかけた...
吉川英治 「三国志」
...彼は、自作の脚本を読む前に、短い、気の利いた序文というようなもので、その解説をして置こうと思うのだが、まあ、二三思いついた、それも月並みな予告をする...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
...嘸(さ)ぞ……」と自分は起き直つて手短かに弔詞(くやみ)を述べた...
若山牧水 「一家」
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