...大きな船の上にはたくさんな人たちが乗りあっていましたがだれ一人として知る人もなく...
アミーチス 日本童話研究会訳 「母を尋ねて三千里」
...承はりて知る上は...
巌谷小波 「こがね丸」
...神のみがことごとく汝の体(たい)を知るなり...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...自誓その分を知るべし...
種田山頭火 「其中日記」
...私の知る限りにおいてドイツ人は俳諧の持ち合わせの最も乏しい国民である...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...乘りて知るべしトロイアの*軍馬の良きを...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...私の知る限りでは...
戸坂潤 「社会時評」
...わしのことを知るまい...
直木三十五 「南国太平記」
...知る者に出会わず...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...持物で誰彼を知ることは困難である...
中山太郎 「屍体と民俗」
...当時の音韻の状態を知るべき基礎となるものであって...
橋本進吉 「国語音韻の変遷」
...医者の来たことを知ると...
原民喜 「美しき死の岸に」
...自分の置かれた状態をはっきり知ることのほうが...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...ああカアルよ、あらき山辺にわれ声をきくそは血のしたたる剣の声かと我はおもうたが剣ぞ、われは知る、そは「殺す者」の剣「死」とよぶ彼の剣、そのうたう歌はわれよく知る「ああアルトの子カアルはいずこ、わが脣の渇きをいやす杯なる彼はいずこ」とああカアルよ、海のつめたき灰いろの中よりわれ声をきくふかき水底に溺れしものの声のごとき波に包まれし声をわれは聞くたが声ぞ、われは知る、そは「影」の声「墓」とよばるるものの声、そのうたう歌をわれは知る「ああアルトの子カアルはいずこ、わが冷たさをあたたむる彼はいずこ」とああカアルよ、森の暑きみどりの中よりわれ声をきくわれはひそかなる足音をきく、目しいてつまずく人のごとき足音をかのひそかなる足音は誰、われは知る、そは「目しいたる者」のひそかなる歩み「静寂(しじま)」とよばるるものの歩み、そのうたう歌はわれ知る「ああアルトの子カアルはいずこ、わが静かさを濡らす涙もてる彼はいずこ」とその後はただ静かであった...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「精」
...」当時の軍需品の市価を知るべきを以て...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...己れ自らを知る者は...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...到底吾々(われわれ)のアタマでは計り知る事の出来ないアタマだよ...
夢野久作 「難船小僧」
...武蔵の眸が下へ振向いたと知ると...
吉川英治 「宮本武蔵」
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