...これも大杉と私と友人関係であるのを知らないで...
内田魯庵 「最後の大杉」
...知らないものは芸者でもなし...
内田魯庵 「三十年前の島田沼南」
...そういう地球の上の騒ぎを知ってか知らないでか...
海野十三 「火星兵団」
...源一は感謝のことばを知らないほどだった...
海野十三 「一坪館」
...時局柄君自身が狙われていることを知らないわけではなかろう...
海野十三 「街の探偵」
...他の人の知らないことですから」陳は歎息して言った...
田中貢太郎 「西湖主」
...自分は兄さんが自分のために預かっているものが何程あるかよく知らないが...
谷崎潤一郎 「細雪」
...まだ馬というものを知らない観客に...
寺田寅彦 「映画雑感(3[#「3」はローマ数字、1-13-23])」
...風呂の流し風呂(ふろ)の流しいわゆる三助(さんすけ)というものはいつの世に始まったものか知らないが考えてみると妙な職業である...
寺田寅彦 「備忘録」
...想像して見ることも知らないのである...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...果して凌げるかどうかは神ならぬ私は全く知らないのである...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...この老練な猟師が網を張っているということを少しも知らない...
中里介山 「大菩薩峠」
...極上等の油煙墨の色を未だ知らないせいもあるが...
中谷宇吉郎 「硯と墨」
...その結果千代子が僕の知らない間に...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...知らない仲では御座いませんが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...女中が見ていたなんていうのはなおさらあり得ないこった……」「僕は知らないよ...
平林初之輔 「少年探偵 呉田博士と与一」
...あなたがだれであるか私は知らない...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...そしてまだ金六の来てゐることを知らない筈の彼女は三重子を見続けたまゝ...
横光利一 「悲しめる顔」
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