「瞬く間」の意味
非常に短い時間
「瞬く間」の例文(場面別)
- 日常会話彼女は瞬く間に問題を解決した。
- ビジネス新製品は瞬く間に市場で人気を集めた。
- ニュース災害のニュースは瞬く間に広まった。
小説での「瞬く間」の使い方
...父は汽車ができると同時に半里ほど隔つた本庄驛の停車場の一番よい所に運送店を開きましたが、それも瞬く間に、多くの借金を殘して失敗して了ひました...
石川三四郎 「浪」
...竹山の眼には機敏な観察力が、瞬く間閃いた...
石川啄木 「病院の窓」
...――あわてた地主は手を合せた――――訴訟は命にかけても取下げる――血の気のない顔ふるえ声――今更とり下げるも糞もあるもんか勝手にさらせ――吸血魔――たける狂った群衆――そして地主も瞬く間に冷たくなったふむける殴るここでも同じくくり返す...
今村恒夫 「死ぬる迄土地を守るのだ」
...水を刷いたりどぼどぼに墨をつけた筆をべたべたと掻き廻されるものであるから瞬く間に一枚の紙がべたべたになってしまう...
上村松園 「三人の師」
...その早さは本当に文字通りの瞬く間だ...
大杉栄 「獄中記」
...瞬く間に、四人の海賊は丘を攀(よ)じ登って私たちに迫って来た...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...ビールが勢ひよく瓶から迸り出て瞬く間に一杯にならうとするので三藏はコップを引く...
高濱虚子 「俳諧師」
...「斯うすると少しは柔かくなりますてや」と言つて又二杯目を瞬く間に召上る...
高濱虚子 「俳諧師」
...瞬く間に物のあいろも見えなくなり...
イワン・ツルゲーネフ Ivan Turgenev 二葉亭四迷訳 「あいびき」
...その鉄索がゴトゴトとして瞬く間に水を艦内に吸い上げてしまったことに仰天して...
中里介山 「大菩薩峠」
...あの相手の六人を瞬く間に斬ってしまいました...
中里介山 「大菩薩峠」
...瞬く間にエビルの着物は悉く(むし)り去られた...
中島敦 「南島譚」
...瞬く間に彼は一団の先頭に立った――彼の有利な立場を考え合わせれば大した偉業ではないが...
A. ビアス A.Bierce The Creative CAT 訳 「チカモーガ」
...又この馬はこの国第一の名馬で瞬く間に千里走るという評判があるから...
夢野久作 「白髪小僧」
...自己の拳銃(ピストル)にて瞬く間に彼等を撃ち竦(すく)め...
夢野久作 「暗黒公使」
...瞬く間に船を襲つて來た...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...瞬く間に過ぎてしまって...
蘭郁二郎 「宇宙爆撃」
...丁度昨日一昨日その長雨があがると同時にほんとに瞬く間に見まがうほどの紅葉の山と染まったのを見て驚いたのであった...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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