...はっとして目を瞠(みは)ると...
海野十三 「もくねじ」
...私は思わず目を瞠(みは)って云った...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「蛇性の執念」
...片盤を止める?」係長が眼を瞠(みは)った...
大阪圭吉 「坑鬼」
...眼を瞠(みは)った...
太宰治 「惜別」
...眼を瞠(みは)っていた水雷長のスティンゲル大尉が...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...いくたびか私に眼を瞠(みは)らせずには措(お)かなかったのであるが……と申し上げたら...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...夫も傍らに肥った身体に酒杯を持って笑っているし……しかも夫人が眼を瞠(みは)ったのは...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...ぱつと瞠(みは)る眼から...
林芙美子 「浮雲」
...はじめてここを通過する旅客はただただ驚きの目を瞠るのであつたが...
原民喜 「廃墟から」
...一跳躍に三間くらいずつ跳ねながら瞠然(どうぜん)たる地響きを立てて二人の後ろに追い迫っている!博士と四人の漁夫は...
久生十蘭 「地底獣国」
...人の後(しりえ)に瞠若(どうじゃく)として卑屈慚愧(ざんき)の状を呈すること...
福沢諭吉 「日本男子論」
...弱いけれど絶えず淋しそうに大きく瞠(みは)る癖のある目...
室生犀星 「幼年時代」
...当時の思想界の冒険も亦(また)孟賁(まうほん)をして後(しり)へに瞠若(だうじやく)たらしむる程の勢ありき...
山路愛山 「明治文学史」
...そうして店の者が呆(あき)れた眼を瞠(みは)っている中をフラフラと取引所へ出て行って...
夢野久作 「鉄鎚」
...眼をまん丸く瞠(みは)って相手の顔を凝視し初めたので...
夢野久作 「霊感!」
...彼はハッと眼を瞠(みは)って...
吉川英治 「江戸三国志」
...秀吉はそう瞠目(どうもく)もしなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...眼を瞠(みは)った...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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