...相違するのと同じ事である...
芥川龍之介 「あの頃の自分の事」
...それよりもなおベテルギュースのスペクトルが太陽のスペクトルと相違する諸点がちょうど黒点のそれと同様である...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...その考え方が大いに相違するのはもとより当然であって...
丘浅次郎 「人間生活の矛盾」
...人文的現象と相違する点に於ては...
高木敏雄 「比較神話学」
...大體から見て他國の學者と著しく相違する點は支那の學者達が...
橘樸 「支那を識るの途」
...・酔中の思考や行動がいつものそれらと相違するといふことは...
種田山頭火 「其中日記」
...しからばこれらの在来の時空四次元的芸術と映画といかなる点でいかに相違するかという問題が起こって来る...
寺田寅彦 「映画芸術」
...もっともこのようにめいめいの見解の相違する事は...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...二つの質的に相違するものの間に何等の媒介がないということではない...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...それから又星名が二十八宿整頓してゐないことも淮南子などゝ相違する點であるが...
内藤湖南 「爾雅の新研究」
...単に装飾の細節(さいせつ)において相違する点をもつぶさに書き分けていまだ霊廟を見ない人に向って誇り顔にこれを紹介したことであろう...
永井荷風 「霊廟」
...彼の陳述はほとんど事実に相違する事ばかりであったと云う話がある...
夏目漱石 「思い出す事など」
...父と子であるからには余程の年齢が相違するだらうにも係はらず...
牧野信一 「鬼涙村」
...「同じ用語同じ花月にても其れに對する吾人の觀念と古人のと相違する事珍しからざる事にて」云々それは勿論の事なれどそんな事は生の論ずることゝ毫も關係無之候...
正岡子規 「歌よみに與ふる書」
...御兩人の作品の相違する點を眞赤になつて論じなければならなくなりさうだが...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...大いに相違するが」と...
吉川英治 「私本太平記」
...読者諸子のうちからまた「史実と大いに相違するが?」という抗議の来ないまえに...
吉川英治 「随筆 新平家」
...この画が初唐様式の画でありながらしかも気韻においてそれと相違することをも認めなくてはなるまい...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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