...相当に動いて居りさえすれば...
伊藤左千夫 「浜菊」
...螺旋椅子から伝わってくる39番音楽の振動を相当に喰い止めることができるんだ...
海野十三 「十八時の音楽浴」
...――以前には相当にやっていた小鳥商だったそうですが...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「美人鷹匠」
...明治十七年出版の縮刷は相当に校合してありますが...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...相当に評判がわるい男にちがいないのだから...
太宰治 「花燭」
...佐助は鯛のあら煮(に)の身をむしること蟹蝦(かにえび)等の殻(から)を剥(は)ぐことが上手(じょうず)になり鮎(あゆ)などは姿を崩(くず)さずに尾の所から骨を綺麗(きれい)に抜(ぬ)き取った〕頭髪(とうはつ)もまた非常に多量で真綿のごとく柔くふわふわしていた手は華車(きゃしゃ)で掌がよく撓(しな)い絃を扱うせいか指先に力があり平手で頬を撲(う)たれると相当に痛かった...
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...」相当にうまいことを言う...
豊島与志雄 「或る作家の厄日」
...もうこの女は相当に...
中里介山 「大菩薩峠」
...アメリカ人も相当に定住している...
野上豊一郎 「七重文化の都市」
...心の全ての活動において相当に重要な事物になるはずであり...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...「清心院様御四十九日御相当に付兼而勤仕之者申合於定福寺少分之御供養申上...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...相当に神秘的で神がかっている...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...意見も相当に持ってはいるが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...私の知っている生家の様子とは相当に違っている...
柳田国男 「故郷七十年」
...セーラーには船に酔う者が相当にいるってったよときた...
山本周五郎 「季節のない街」
...しかし武太夫は身分こそ賤いが腕は相当に冴(さ)えているので...
山本周五郎 「松林蝙也」
...相当に根を生(は)やす所はあるものだよ」「そうなると...
吉川英治 「江戸三国志」
...相当に大きい樹木が生い茂っている...
和辻哲郎 「京の四季」
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